日本女子大学は、ベトナムのハノイ建築大学と学術交流に関する大学間協定を締結した。今後、それぞれは留学や教員の相互派遣のほかに、建築分野での国際連携を推進すべく短期プロジェクトなどでの交流をしていく。ハノイ建築大は22校目の協定大学。
ハノイ建築大は1969年に設立された国立大学で、前身は1961年にハノイ工科大学内に設置された建築コース。都市管理サービスまでを含めた建設業界で、ベトナムの発展や国際化に寄与できる優れた人材を育成することを目的として設立され、「建築学部」、「都市環境学部」をはじめとした9学部で構成されている。
1992年には大学院を設置、2015年には「研修・国際協力研究所」が設立され、英語圏やフランス語圏での学位取得プログラムなど、国際的な活動にも積極的に取り組んでいる。