情報・システム研究機構(ROIS)と㈱平凡社地図出版は、著書「日本歴史地名大系」の機械可読データ化に向けた協働を推進している。歴史的地名の行政区画変遷に関する大規模オープンデータを公開した。
日本歴史地名大系とは、全国の歴史研究者の協力をえて地域史研究の全成果を結集。平凡社が25年をかけて出版した50巻51冊の地名辞典。この地名辞典の編集に関わった人の協力を得て、地名辞典の内容の更新や位置情報の追加を進め、データ駆動型研究に適した機械可読データを新たに構築した。
両者は「膨大な学術資源をオープンデータ化することで、社会における利用が大きく進むことを期待する」とコメントしている。