近畿大学と佛教大学は13日、学術や教育、研究など幅広い分野で相互の協力関係を確立することを目的とした包括連携協定を締結した。この中には「小学校教諭二種免許状取得過程履修に関する覚書」「通信教育事務部門における相互協力に関する覚書」も含まれている。
近畿大学では、この覚書を取り結んだことにより、小学校二種免許状の取得においては佛教大学通信教育課程を利用することで、全科目をオンラインで受講することが可能となる。同大学はまず4月に和歌山キャンパスで導入して、他のキャンパスにも拡大していく予定だ。
両者は「特別支援学校の増加などにより状態化している小学校教員不足解消に貢献することを目指す」とコメントしている。