東北大学と、三井化学クロップ&ライフソリューション㈱(MCCLS社)は、研究拠点として「三井化学クロップ&ライフソリューション×東北大学 バイオロジカルソリューション共創研究」を10月に設置した。連携拠点は青葉山キャンパスに開設されている。
MCCLS社は事業活動を通じた社会課題解決への取り組みを進めており、2030年の企業像として、「研究開発を基盤に、変化をリードし、製品・サービスを通じてサステイナブルな食と生活に貢献するグローバル・ソリューション・カンパニー」となることを目指している。
同社はこの企業像を実現するために、化学と天然物農薬の両輪で成長を牽引するための変革に着手している。担当者は「共創研究所設置による東北大学とのオープンイノベーションにより、革新的技術を導入することで、研究開発とその社会実装の加速を目指していく」と意気込んだ。