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東京理大×ビズリーチ 大学発スタートアップ企業を支える連携協定

東京理科大学と㈱ビズリーチは26日に、大学発のスタートアップ企業を通じて次世代の産業育成などを目指すための連携協定を締結した。

ビズリーチが2022年に行った調査によると、回答者の69.3%が大学発スタートアップの仕事に関心があることが判明。その理由として「転職せずに新しい挑戦ができるため」「今後のキャリアにおける選択肢としての可能性を探るため」があげられていた。

しかし、大学発スタートアップ特有の問題として、経営人材が不足していることで世界を変革できる研究シーズ(種)であっても事業につながらないケースが多くある。経済産業省の調査によれば、採用方法の7割が「知人友人関係」であり、求人が可視化されておらずビジネスパーソンがアクセスできる機会が限定的であることがその要因とされる。

ビズリーチは「新産業の創出とともにビジネスパーソンのキャリア選択肢と可能性の拡大に寄与していく」としている。