沖縄県石垣市とプレミアグループ㈱、事業構想大学院大学は、同市の発展及び地域創生総合戦略の推進を目的に「地域創生の推進に関する包括連携協定」を11日付で締結した。産官学連携強化の具体的取組として、「イシガキシ・ミライ共創プロジェクト研究」を発足する。
イシガキシ・ミライ共創プロジェクト研究は、石垣市の発展に寄与する新規事業を構想する研究会。研究会では事業の根本となるアイデアから、事業計画までを策定する。事業構想大学院大学のカリキュラム要素を生かした講義と最先端分野の有識者から得られる知見が研究員の事業検討を支援する。
参加者は一般から募集。組織の枠を越えた異業種の企業やパートナーとの知の探索、コラボレーションによる事業創出活動を実現していく。
プロジェクトは今月から3月までを予定しており計20回行う。研究員は8人程度までとし、定員を超える応募があった場合は選考を実施する。会場は石垣市役所(石垣市美崎町)でオンライン参加も可能だ。
事業構想大学院大学の小端進事務理事は「新たに発足するイシガキシ・ミライ共創プロジェクト研究が、持続可能な地域社会の実現に向けて、モチベーション溢れる方々が集まり、アイデアを出し合い、未来への構想を描き行動を始める拠点になることを期待する」と述べる。