横浜国立大学は１１日、環境省が主導する「生物多様性のための３０ｂｙ３０（サーティ・バイ・サーティ）アライアンス」に参加大学として登録されたと発表した。エコキャンパスの構築を推進すると共に環境保全林の維持などを行いながら、持続可能な社会の実現に貢献していきたい考えだ。

３０ｂｙ３０は、２０３０年までに生物多様性の損失を食い止め回復させるために、同年までに陸と海の３０％以上を健全な生態系として保全しようとする目標。

同大学はアライアンスの設立趣旨に賛同し、環境に配慮した社会及び地域環境と調和のとれたエコキャンパスの構築を推進すると主張。特に自然地形に沿った機能配置の継承、環境保全林の維持など自然と共生した外部空間を形成することで、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。