東京薬科大学と高知県は、相互に連携協力に努め、人的・知的資源の交流及び活用を図ることで、地域に貢献できる薬剤師等の人材を育成することなどを目的として、9月21日付で連携協定を締結した。
主な事業内容は「学生及び卒業生の高知県内への就職支援」「薬剤師に関心を抱く高校生の大学就学支援」「教育、研究及び社会貢献」。同大学は高知県の地域医療の現状や課題についてデジタル技術を用いた遠隔な学びの場を提供することで新たなイノベーション人材の育成に力を入れていく。
また、高知県の地域特産農産物に関する共同研究や地域の薬剤師への教育研究支援活動を通じた社会貢献を進めることで、高知県が掲げる日本一の健康長寿県構想に貢献していきたい考えだ。
三巻祥浩学長は「本学の学生には、東京にいながら、地域の課題を学び、将来地域で活躍する人材として成長していって欲しいと思う」とコメントしている。