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専修大「Siデータサイエンス教育プログラム」を実施

専修大学は2022年度から「Siデータサイエンス教育プログラム(SiDS)」を行っている。基礎と応用レベルで構成されており、自身のレベルにあった科目を選択可能。同大商学部の教授は「現実世界の多様な側面が見えることはとても面白い」と語っている。この取り組みのうちネットワーク情報学部のプログラムは文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」に認定されている。

SiDSは基礎的な知識を幅広く学ぶ「基礎リテラシーレベル」と、更に深く広く学ぶ「応用発展レベル(応用基礎レベルを含む)」の二つで構成。「基礎リテラシーレベル」の開講科目は、全学部の1年次から履修可能で、基礎的な情報処理、データ分析、情報倫理等を学ぶ。

「応用基礎レベル」の専門科目「特殊講義(人工知能入門)」「特殊演習(データ・AI活用)」は、全学部の学生が受講可能だ。専門科目とデータサイエンスやAIの知見を組み合わせることで社会課題を解決する力を育んでいる。

商学部の高橋裕教授は「1つのデータから現実世界の多様な側面が見えてくるもので、それは本当にエキサイティング。学生・教職員が一丸となって一緒にデータサイエンスの海、AIの森を探検することを期待している」とコメントしている。