日本女子大学は２日、今年度に「国際文化学部」を開設すると発表した。「私が動く、世界がひらく」をテーマに自ら学び、行動し、新しい価値を創造できる人材を今後も育てていくという。

同大学のホームページによると、「多様な国際文化を学び、総合的な『越境力』を育む」「『脱教室・脱キャンパス型』の新しい学び」「グローバル企業や国際機関で活躍」を３つの指針とする。

１年次には全員が海外短期研修に参加する。そして２～３年次にかけて、実践的な取り組みの成果を英語で発信する「実践プログラム」を受講して外国語による発信力を身につける予定だ。最終的には複眼的・論理的・国際的な観点から、自ら立てた問いに取り組み、その集大成として卒業論文を完成させる。

同大は「インターネットやSNSによって世界中の人とつながることができるようになった現代だからこそ、多様な文化や言語を実際に体験して学び、発信し、自分の殻を破っていく越境力が必要」としている。