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阪大、米BLF社と共同でレーザー核融合エネルギーの開発目指す

大阪大学は2日、アメリカの「Blue Laser Fusion Inc.(BLF社)」の、パワーレーザーを活用したレーザー核融合エネルギーの開発を目指すために1日付けで契約を完了して本格活動を開始したと発表した。

共同研究部門では、独創的で革新的な高平均出力のパワーレーザーを開発する。同時に、人体に有害な放射線を出さないまたは少ない核融合反応を研究して、パワーレーザーで生み出すクリーンな核融合エネルギーを社会実装することを目指す。

BLF社は2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二教授が昨年11月に創業した企業。世界最高水準のレーザー科学の知見と技術を有している。