総合地球環境学研究所及び「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」(以下「コアリション」という)による「第5回全体シンポジウム・総合地球環境学研究所グリーンナレッジセンター開設記念シンポジウム『未来を変える選択 ~グリーン人材を社会で共創する~』」が、このほど開催された。

北海道大学からは、横田篤理事・副学長がセッション「産学公の登壇者とユースらによる対話」に登壇し、持続可能な社会の実現に向けた本学の取組を紹介した。

コアリションは、令和3年7月に文部科学省、経済産業省及び環境省の主導により設立されたプラットフォームであり、カーボンニュートラルの実現に向けて積極的に取り組む、またはその強化を検討する大学等が情報共有や発信を行う場です。現在、200を超える大学等が参加し、「ゼロカーボン・キャンパス」「地域ゼロカーボン」など5つのワーキンググループで活動を展開している。北大は設立当初からすべてのワーキンググループに参画し、国際連携・協力ワーキンググループでは幹事校を務めるなど、中心的な役割を果たしている。
全体シンポジウムに先立ち、9月19日には総会とトップ会合が開催された。総会では、北大の山内太郎総長補佐が国際連携・協力ワーキンググループの活動を報告。トップ会合では、横田理事・副学長が参加し、カーボンニュートラルを起点として全スコープ・全事業所を対象に算出・公開している「北海道大学GHGインベントリ2022」や、生物多様性保全に向けた国際目標「30by30」に基づき、大学キャンパスが国際データベースに登録されていることを紹介した。
今回の全体シンポジウムは、コアリション設立から5年目の節目を迎え、次期活動の方向性を見据えながら、グリーン人材の社会における共創について議論を深めることを目的に開催された。横田理事・副学長はパネラーとして登壇し、本学のサステイナビリティ推進の取組として、広大な研究林や農場を活用したフィールドサイエンス教育、ゼロカーボンキャンパスの実現に向けた取組、地域との連携による高大接続プログラムなどを紹介した。また、教育と研究を通じて、実践的な知識と行動力を備えたグリーン人材の育成に取り組む北大の姿勢を共有した。

北大は今後も、コアリションをはじめ国内外のネットワークと連携し、持続可能な未来の実現に向け、教育・研究・社会連携の各分野で積極的に貢献する方針だ。
