次世代船舶運用技術開発センター(提供:東京海洋大学)
東京海洋大学はこのほど、船舶に新技術を導入するための検証などを行う「次世代船舶運用技術開発センター」を新設した。岡崎忠胤(おかざき・ただつぎ)教授がセンター長を務める。次世代船舶の社会実装や人材育成を推進していく。
センターは次世代船舶運用の国際ルール策定や人材育成に貢献することを目的とする。代替燃料船の安全運用検証を行う「代替燃料船グループ」と自動運航システムの検証をする「自動運航船グループ」、船舶DXの技術開発などを実施する「船舶DXグループ」が設けられ、それぞれが連動する。
サイバーセキュリティを考慮した自動運航船や船舶運航支援システム、アンモニア燃料機関に関する人材育成など8分野で民間との共同研究が検討されている。2029年度には、3グループに関する人材育成の訓練プログラムの検討に入る予定。
岡崎センター長は「センターが学術研究を行って、成果を学内組織と連携することで人材育成を進めていく」と説明。「次世代船舶運用に関する国際ルール策定や人材育成に貢献していく」と力を込めている。