日本私立学校振興・共済事業団は8日、私立大学などを対象とした今年度の入学志願動向の結果を公表した。私立大の志願者と受験者、入学者数は前年度から増加した一方で、入学者数と定員は減少していた。入学定員充足率は101.61%で前年から3.42%伸びている。
調査によると、志願者数は395万6823人(前年比6.8%増)で、受験者数は378万31人(同6.9%増)、入学者数は51万839人(同3.3%増)だった。一方で、入学定員は50万2755人で前年度比1114人減少し、合格者数も146万5691人で2万4980人少なくなっていた。
定員充足率を地域別でみると、福岡が最大で106.12%。東京105.69%、大阪104.59%と続いた。