フェリス女学院大学(神奈川県)は25日、フェアトレード普及活動の実績が日本のフェアトレード大学基準」満たし、国際協力学生団体キープ・ザ・スマイルから「フェアトレード大学」に認定されたと発表した。女子大では初となる。
小檜山ルイ学長は「本学は、ジェンダーの観点からもフェアトレードをさらに推進する立場にあると考えている」とコメント。「学生の皆さんには誇りに思ってもらい、また意義と役割を感じてほしい」としている。
■フェアトレード
開発途上国の生産者が正当な価格で商品を取引できるように支援する仕組み。定期的に見直される国際フェアトレード基準を基に、どこの国・地域の生産者を対象とするかが決められる。フェアトレード製品には、コーヒーや紅茶、コットン製品などが指定されており、その商品には認証マークが付く。