東海大学
東海大学(平塚市)は18日、不正アクセスを受けてコンピューターウイルス「ランサムウェア」に感染したと発表した。複数のウェブサイトとメールなどのシステムが利用できない状態となっている。同大の対策本部と警察が感染経路を探っているという。復旧には最速でも数週間以上かかる見通し。
影響を受けたキャンパスは、湘南と伊勢原、品川、静岡、熊本、阿蘇くまもと臨空、札幌。一部の授業は休講措置を取る。医学部付属病院(伊勢原市)と付属八王子病因も影響を受けたが診療は問題なく継続できるとしている。
木村英樹学長は「完全な復旧までには相当な期間を要する可能性が考えられる」と説明。「大変な状況におかれているが、この難局を創意工夫で共に乗り越えていきたい」としている。
ホームページも利用できなくなっており、一時的な対策として、19日に臨時公式サイト(https://tokai-university.info/?fbclid=IwY2xjawJy3NJleHRuA2FlbQIxMAABHry-0y5vNA5M8Ac8XnQxPzAt5BpiP_VexI8h6WRAN_UrEhZ1dgvP1oYjDtuC_aem_BwCfQh7zenb5dQNYUFGPRw)を立ち上げた。