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比治山短大、27年4月で募集停止 大学の学科に統合

比治山大学・比治山大学短期大学部(広島市)は22日、2027年4月以降で短大の学生募集を終了すると発表した。同年から短大と大学を統合して新学科「美術学科」を設置する。定員は40人を予定。26年度以前の入学者は変更前の学科名で卒業することとなる。

同大は27年度から現代文化学部のマスコミュニケーション学科を「社会デザイン学科」に名称変更し、管理栄養学科を「健康栄養学科」とする。短大の美術科を同学部に移行して美術学科を新設するという。

美術学科で学生は、「美術理論系科目」や「CG科目」、「造形演習/社会連携科目」などが学べる。中には、「アニメーション論」「マンガ論」「AI生成」といった若者から関心が高い科目が用意されている。卒業後の進路として、グラフィックデザイナーやアニメーター、WEB制作会社などが想定される。

同大はホームページ上で、デザインやイラスト、アニメ、漫画といった美術関連の需要が若者から高まっていると紹介。短大と大学を統合することで美術教育をより充実させたい考えだ。