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東大阪大の短大部 2026年度以降募集停止 学生・卒業生支援は継続

保育や介護を学べる東大阪大学短期大学部(東大阪市)は2026年度以降の入学生の募集を停止すると発表した。来年度入学生への学生支援や就職支援は継続していく。卒業後の証明書発行も支障がないようにしていくという。短大と同様に保育士などを養成する東大阪大のこども学部こども学科は継続する。

同短大は1965年に布施女子短大として開学し66年に改称した。約60年間で多くの卒業生を保育や教育、介護業界に人材を輩出してきた。だが、人口減少や4年生大学志向の高まりにより、入学定員を確保できない状況が続いていた。

短大部の吉岡眞知子学長らは「東大阪大学短期大学部実践保育学科の教育にご支援を賜りました関係者の皆様には、厚く御礼申し上げると共に、今回の決定につきまして何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」としている。