北海道大学サステイナビリティ推進機構及び大学院教育推進機構は、12月4日~6日に東京ビッグサイトで開催された一般社団法人サステナブル経営推進機構及び㈱日本経済新聞社主催の「エコプロ2024」にブースを出展した。
エコプロは、日本の企業、行政機関及び教育機関等約500団体が参加して環境配慮型製品やサービス(エコプロダクツ・エコサービス)などの展示を行う日本で最大規模の一般向け展示会。

ブースでは、北大のSDGs達成への貢献に関する取組について職員が紹介するとともに、博士後期課程の学生が〝自身の研究テーマがどのように社会に還元され世界の課題解決(SDGs)につながるのか〟について考え、制作したポスターを「博士学生が描く、64のミライ」と題して展示し、参加者に対して学生が直接説明を行った。

また、北大北方生物圏フィールド科学センター苫小牧研究林が行っている「幌内川の魚類調査」「毎木調査と炭素蓄積量」や「哺乳類調査」に関する紹介とともに、北大総合博物館からは、恐竜パズルや実際に触れることができるヒグマ・アザラシの毛皮を展示した。

開催期間中には、開場と同時に多くの小中学生がブースを訪れ、あらかじめ調べてきた北大のSDGsに関する取組について質問するとともに、博士後期課程の学生や職員の説明を熱心に聞いていた。
また、北大卒業生をはじめ、ブースを出展した他大学や企業等からの訪問も多く、北大の唯一無二の特徴や取組を知ってもらうきっかけとなった。
北大サステイナビリティ推進機構及び大学院教育推進機構は今後も、社会でのステークホルダーを増やすとともに、大学の活動を積極的に発信する予定。
