上智大のアイランド・サステナビリティ研究所は、９月に三つのイベントを開催すると発表した。①太平洋とカリブ海の島しょ地域・開発途上国におけるＳＤＧｓ達成に向けて議論するシンポジウム、②持続可能な観光産業のあり方について、世界の研究者と市民がともに考えるラウンドテーブル、③隠岐島の海土町にて、研究者と住民が島の持続的発展について対話する座談会」を２７日から２９日にかけて開催する。

上智大は太平洋とカリブ海の島しょ地域・開発途上国でのＳＤＧｓ達成に向けて議論するシンポジウムについて「シンポジウムでは２０３０年のＳＤＧｓ達成に向けて、生物多様性や生態系維持、食糧安全保障、気候変動などの側面から、太平洋とカリブ海地域のSIDSの持続開発性について多角的に議論を深める」と説明。それぞれのイベントで自然や社会課題について考える機会としたい狙いがある。