北九州市立大学(福岡県)は新たな学部「情報イノベーション学部」の2027年4月設置を検討している。新キャンパスを小倉都心部に設置し、情報イノベーション学部の学習環境を整えたい考え。ビジネスにおける課題解決能力を身に付けられる点が特色だという。
新学部は定員118人を想定。情報工学を学ぶ「情報エンジニアリング学科」(定員68人)とGX(グリーントランスフォーメーション)や地域社会の課題解決を学習する「共創社会システム学科」(同50人)を設ける予定だ。
市内企業と連携して、課題解決型学習やインターンシップ、専門家による講義などを行う。同大は「市内企業に人材供給を行うとともに、共同研究や課題解決のためのコンサルティングなどにも取り組む」としている。