上智大学、奄美大島にある宇検村、伊藤忠商事㈱、日本航空㈱の4者は、宇検村での環境保全と地域振興に取り組むことを目的に、今月17日付で連携協定を締結した。共同で宇検村の発展を支える。
宇検村は、子どもたちのふるさとの誇りを育む取り組みとして、2014年から地元の小学生によるマングローブ植林活動を行っている。伊藤忠商事はこの趣旨に賛同し、生物多様性の保全などを視野に21年から植林活動を支援している。
また上智大と日本航空は、22年から共同で環境保全と観光促進の両立で地域活性化を図るモデル「奄美モデル」の構築を宇検村で行い、シンポジウムなどで取り組みを発信している。
四者は二つの取り組みを連携し、それぞれが有する人的・物的資源や知見を生かして、宇検村が目指す生物多様性の保全・回復を推進するとともに、自然と人が共生する関係の構築と新たな人流を創出し、持続可能な地域活性化に取り組みたい考えだ。