千葉市消防団 CUMSTのメンバー
千葉大学は22日、千葉市消防団に所属する「千葉大学医学部機能別団員チーム」の発足式が同市市役所で行われたと報告している。学生と同大の小野寺淳教授の11人らが参加した。
式典にはチームの代表である医学部5年の橋本俊亮代表と教授、学生9人。他にも、神谷俊一市長、佐藤薫消防団長など6人の副団長も出席した。
チーム名は「千葉市消防団 CUMST」(カムスト)。今月1日から正式に活動を始めており、平常時には消防局との連携訓練に取り組むという。活動は昨年11月に両者が締結した包括連携協定によるもので、CUMSTは大規模災害時の応急救護や避難所での健康管理に従事する。
小野寺教授は「東北地方と比べて首都圏では防災に対する危機感が足りない」とし「機能別消防団の活動を通じて、地域防災に少しでも貢献できるよう頑張りたい」と力を込めている。