文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
東大 授業料全学免除の対象を600万まで拡大 900万以下も都市圏以外は4分の1免除

東京大学

東京大学は17日、2025年度から授業料の免除を拡充すると発表した。現在は世帯年収400万円以下の学生は授業料が全額免除となるが、600万円以下まで広げる。さらに、900万円以下の地方出身の学生は授業料の内の4分の1を減らすとしている。

東京大は改定後の授業料が適用される学生で、学力基準を満たし世帯収入が600万円以下などが条件。超えていても就学中の子どもが多かったり、障害や介護などの控除があったりする場合は基準を満たす可能性もあるという。父母が東京都と埼玉、千葉、神奈川県に住む場合は25%の免除を受けられる。

学士課程は来年度から授業料が64万2960円に上がる。同大はそれに合わせて、学生支援の拡充を表明していた。