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国立大学法人等監事協議会が総会

国立大学法人等監事協議会は12月13日、東京科学大学(旧東京医科歯科大学)で第21回総会を開催した。


国立大学法人等監事協議会は、85の国立大学法人及び大学共同利用機関法人の監事で構成。監事は、国立大学法人設置とともに各法人に置かれた文部科学大臣任命の職であり、昨年4月には20周年を迎えた。

来賓挨拶を行う伊藤高等局長

総会には、各法人等の監事及び監事支援室等事務職員227人が参加し、開会にあたっては、文部科学省の伊藤学司・高等教育局長が来費挨拶を行い、「国立大学法人等における監事の役割はますます重要なものとなることから、その役割をしっかり果たしてほしい」との発言があった。

総会での審議

その後、予算案等の審議を経て、招待講演では、東京大学大学院教育学研究科の両角亜希子教授が「これからの大学経営」をテーマに、勉強会では公益財団法人大学セミナーハウスの荻上紘一理事長が「大学改革のうねりと共に四半世紀~私の経験と反省~」を題目に講演。参加者からは「日頃の業務を振り返り、新たな気付きを得ることができた」といった感想が寄せられた。

講演する両角教授
講演する荻上理事長

勉強会後の情報交換会では、東京科学大学の大竹尚登理事長と田中雄二郎学長の出席も得て、全国の監事や事務職員が一堂に会し幅広く交流する貴重な機会となった。