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就活セクハラ対策 「夜間の面会禁止」を評価6割 採用活動「早すぎる」も6割 キャリタス調査

引用:キャリタス就活 学生モニター2026

人材メディア大手「キャリタス」は16日、2026年卒業予定の学生を対象とした就職活動への意識調査の結果を公表した。就活セクハラ防止策について、「夜間の面会禁止」を評価できると60.2%の学生が答えている。

調査は今年1月1~8日にインターネットで実施。採用情報サイト「キャリタス就活」の学生モニター1011人から回答を得ている。

就活セクハラについて、「面会時の飲酒禁止」を56.4%、「私的な連絡先の交換(LINE)を禁じる」を49.4%の学生が評価していた。一方で、「OB・OG訪問はオンラインで」を選んだ学生は28.0%のみ。キャリタスは安心できる面会が学生から望まれていると分析している。

企業の採用活動の動きを尋ねると「早すぎる」が約6割に上り、昨年から3.7ポイント上昇した。「ちょうどよい」が4割弱、「遅すぎる」は1割以下だった。また、就職先の選択で重視する点は「給与・待遇がいい」「将来性がある」「休日・休暇が多い」などが多く選ばれた。