北海道大学は、SDGs達成の推進にあたっては、学生や教職員など構成員一人ひとりが意識を持ち、取り組んでいくことが重要と考え、令和6年8月1日付けで「北海道大学サステイナビリティ宣言」を策定した。
この宣言の前半では、札幌農学校を起源とする本学発展の歴史に触れ、広大な研究林等のフィールドや緑豊かなキャンパスを整備・保有することで、フィールド科学や環境科学等に強みを持つに至ったことなどを述べている。
後半では、学生や教職員、経営層も含めた全構成員に対して、SDGsを含むサステイナビリティを共通言語とした学内エンゲージメント(一体感)の醸成を図り、大学の総合力を向上させ、構成員が重んじるべき倫理観を養い、それらによって世界の課題解決に一層貢献できる大学を目指すことを示している。
また、このことを通じて、北大がコミュニティの中核となり、学外エンゲージメント(共感)を醸成することによって、その社会的インパクトを一層高める大学になるとの決意を示している。
さらに、同宣言の実現を通じて〝本学が目指す4つの姿〟も表明した。共通目的に向かって構成員が一体となって歩みを進めることで、同大が見据えるサステイナブルな未来を実現することとしている。
北大「サステイナビリティ宣言」を策定
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