横手幸太郎学長
千葉大学の横手幸太郎学長は7日、大学運営への思いを発表した。 千葉大の「望ましい姿を描き、実現を目指す」としている。 逆算して現状を客観視したい説明し、新たな発想力に基づく増収策を実行したいと表明した。
横手学長は国立大学に対する国の運営費交付金が目減りする中、「限られた資金の範囲でウエルビーイングを高める工夫や機能向上のための効率化も求められる」と説明。 千葉大の教育研究力を可視化するための「千葉大学ポートフォリオ」を紹介した今後も経営改革を加速させていくという。
また、昨年9月に推進宣言をした多様性と公正性、包摂性、帰属性からなる「千葉大学DEIB」について説明し、「いかなるハラスメントも許さない姿勢」と強調している。
引き続き「世界に誇るべき強みを磨き、分かりやすく発信してブランド力を高めたい」と訴えた。