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東京科学大・大竹尚登理事長「善き生活、善き社会、善き地球をつくる大学」へ 年頭所感

大竹尚登理事長=東京科学大学のホームページより

東京科学大学の大竹尚登理事長は6日、年頭所感を公表した。「善き生活、善き社会、善き地球をつくる大学」とすることを宣言。大学の設立意義と目標を学内の職員らと共有したいと説明している。

大竹理事長は所感で、東京科学大が「創造する大学」と「未来を担う人材を生み出す大学」でありたいと示した。

創造する大学としては、理工学と医歯学の体系を再構成し、自然や人、社会を理解するための新たな学知を発現させるとした。専門的知識と教養によるシナジーを発現させる大学を目指す。

未来を担う人材を生み出す大学となるために、科学の知識だけでなく、そこから生まれる価値を社会に還元できる学生を育成すると表現。加えて、「幅広い学問領域の教育を推進して、知性と感性が磨かれた人材を育てたい」と訴えている。