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専修大の松木理事長、先進性など4視点で大学創造 「私学の継続性の危機」「グローバル戦略も課題」 年頭所感

松木健一理事長

専修大学の松木健一理事長は6日、大学のブランド力向上に取り組み、更なる発展につなげていきたいと表明。国際性、先進性、開放性、実践性の4つの視点を意識した大学作りが重要だとしている。

松木理事長は「18歳人口の減少により、私学の継続性が危ぶまれている」と課題を指摘。学生がどこでも指導を受けられるようにインターネット環境の構築は急務だとした。「グローバル戦略も重要な課題である」とし、海外留学の比率を高め、教育研究環境のさらなる改善と財政基板の強化に努めたいとコメントしている。

「今年も本学は先人の教えを次代に伝えるべく、『師資相承』の具現化を目指して邁進してまいります。『オール専修』でのご声援とご支援を賜りますようお願いします」としている。