イチゴの新品種「東京幸華」を使ったオリジナルケーキ
東京工科大学の多田雄一教授らの研究グループは、開発したイチゴの新品種「東京幸華」(とうきょうこうか)を使ったオリジナルケーキを来月8日から販売する。菓子工房ヴェールの丘の八王子みなみ野店で来年2月7日まで売られるという。税込み800円。
東京幸華は既存種の「越後姫」と「よつぼし」を親として、柔らかと甘さを追求した品種。昨年9月から試験栽培を行い、今年10月に大学名にちなんで東京幸華と名付けた。現在もより糖度が高くすることを目指して栽培を進めている。
菓⼦⼯房ヴェールの丘で商品化されたケーキはバニラムースと東京幸華を使ったコンポートをイチゴのムースでつつんだもの。菓⼦⼯房の石井雄大シェフは「東京幸華とフランス産イチゴによる⽢味と酸味のバランス、コクのあるバニラムースのシンプルな組み合わせで、東京幸華のおいしさを引き出せた」と話している。