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文教大 次期学長を宮原利江教授に任命 「地域の文教」としても認知 任期4年

宮武利江教授=ホームページより

文教大学は18日、中島滋学長の来年3月末の任期満了に伴い、次期学長に宮武利江(みやたけ・としえ)氏を選出した。14代目の学長となり同年4月から4年間が任期。主要論文に、「古語『得』と現代語『得る』の用法について-『罪を得る』の違和感を解く」などがある。趣味は登山やスキー、ドライブ。

宮武氏は筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科を単位取得満期退学し、東京成徳短期大助教授を経て文教大に着任した。これまで、教務委員長や文学部長、附属図書館長などを歴任している。

宮原氏は大学運営の方針として、「対話と協働による学生ファーストの実現」を掲げる。学生を「キャリア形成支援」と「教育」「入試」「地域」「国際」「研究」の 6 本の柱で支えたい考え。

「『育ての、文教。』の看板を一段と輝かしいものにできるよう、丁寧な教育を心がけつつ、地域社会との連携にも力を注いで、『地域の文教』としても認知される大学を目指し、全力で取り組んで参りたい」としている。