NPO法人love.fútbol Japanとサッカー漫画「アオアシ」の著者である小林勇吾さんは、中学1～大学1年生に奨励金20～30万円を寄付する「アオアシ奨励金」を実施すると発表した。来年1月14日から応募を開始する。2月13日まで。
対象者はサッカーをしたくても諦めていたり、続けたりすることが困難な子ども。または、一人親や実質一人親の家庭。2025年4月時点で中学から大学1年生であれば、国籍を問わず申請できる。定員は10人ほどとなっている。過去に給付を受けた人も対象だ。中学は20万円、高校から大学生には30万円が与えられる。
希望者は個人情報と応募理由、作文を書く用紙の計3枚を提出する必要がある。作文ではサッカーへの情熱が評価される。結果は3月中旬にメールで知らされ、振り込みは3月末～4月上旬となる予定。
小林さんは「どれだけサッカーが好きで続けたくても、親や家族に迷惑をかけないよう、周囲に頼ることなくそっと引退する子どもたちの心を思うと胸が痛む」とコメント。「第3回目も変わることなく、子どもとその家族の気持ちに向き合ってみようと思う。第3回アオアシ奨励金に、ぜひご応募ください」としている。