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尾道市立大 不正アクセスで個人情報流出の恐れ 9年分の氏名と学籍情報を保存

尾道市立大学のホームページより

尾道市立大学(広島県)は16日、附属美術館のパソコンから個人情報が漏えいした可能性があると発表した。今月2日に不正アクセスを受けたという。ログやシステムの操作履歴を分析すると、現時点で不正操作の痕跡は認められていない。

パソコンには2016年度から9年分の学生の氏名と学籍情報3150件が保存されていた。学内メールアドレスや内線番号の一覧表も入っていた。同大は「事態を重く受け止め、より一層、個人情報の保護、情報セキュリティ対策の適切な管理に努める」としている。

また、被害を受けたと推測される事案が発生した場合に、大学へ連絡するように関係者へ呼びかけている。