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東大Ed‐AI研究会が11月にシンポ「AI時代の学び方」

教育を表す「エデュケーション」と、科学技術を表す「テクノロジー」を合わせた造語であるEdTech(エドテック)。「科学技術(AI〈人工知能〉やビッグデータなど)を使った教育として、多くの教育機関での導入が進んでいる。

「東京大学エドテック連携研究機構 Ed-AI研究会」は、第4回シンポジウム『AI時代の学び方―プログラミング教育の進化とAIの活用―』を11月11日㈯午後1時から東大大学院情報学環福武ホール 福武ラーニングシアターとオンラインのハイブリッド形式で開催する。

2021年に発足した「東京大学エドテック連携研究機構 Ed-AI研究会」は、EdTech(エド・テック)の中でもAI(Artificial Intelligence, 人工知能)技術を活用した教育・学習の高度化を目指すEd‐AIの取り組みを展開してきた。

さらに、昨年11月にOpenAIがリリースしたチャットボットChatGPTの登場により、教育業界でも利活用が注目を集めている。また、日本ではAI時代の到来に備え、2020年から義務教育においてプログラミング教育が開始され、生徒たちが主体的にAIなどの情報技術を活用できる力を育む取り組みも行われている。

このような新たな時代の流れを受けて開催するシンポジウム『AI時代の学び方: プログラミング教育の進化とAIの活用』では、AI技術とプログラミング教育の融合について議論する。さらに、学習への活用、学校現場での利活用、教員のありかたの変容、ポジティブな面・ネガティブな面など、AI技術を教育にどのように活用できるかについて議論する。