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「IPO経営人材育成プログラムTOHOKU」を開講 宮城・東北から新たな上場企業創出へ東北大が七十七銀、東証などと

㈱七十七銀行、東北大学、宮城県、仙台市と㈱東京証券取引所/㈱日本取引所グループ(東証)は、上場を目指す企業の経営者層の人材育成を目的とした『IPO経営人材育成プログラムTOHOKU(第2期)~宮城・東北から新たな上場企業創出へ~』を今年10月から来年3月にかけて開講する。毎月1回のペースで開催する。

昨年に続いてプログラム開講となるが、今回より新たに宮城県と仙台市が主催者に加わり、地域全体でスタートアップ企業や地域の中核となる企業の成長を支援し、地域経済の活性化を推進する。また、今年は東北エリアから新たな新規上場企業も輩出し、上場を目指す企業の機運が徐々に高まっている。

参加対象は、①新規株式公開(IPO)を経営戦略として検討している東北地域の企業、②全6回のプログラムに代表者(社長やCEOクラス)やCFOクラスなどの経営層の実出席が可能な企業。

今回のプログラムでは新たな講師も迎え、多方面の専門家からIPO等に必要な知識や情報を、上場を目指す企業の経営者層の方に提供することを目的として開講する。今後、東北エリアから魅力ある企業がIPOを果たすための一助となることが期待される。

七十七銀行、東北大と東証は、2017年11月に資本市場の活用等によるベンチャー企業と地域企業の成長支援や起業家人材育成の推進等に関する連携に関する基本協定を締結。IPOエコシステムの構築推進によって東北エリアの上場機運の醸成を図るなど、地域経済活性化に貢献するために活動している。