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80%の両親が大学院進学に肯定的 「専門知識・スキルの深化」を評価 アカリク

アカリク本社

大学院生らのキャリア支援を行う「アカリク」は29日、子どもの大学院進学に対する意識調査の結果を公表した。80.4%の両親が進学をポジティブの捉えていると回答し、「専門知識・スキルの深化」が最も評価されたポイントだった。一方で、経済的負担や就職の遅れから不満を持つ親も一定数いた。

アカリクは今年11月7日から2日間、大学院進学を視野に入れている高校生または大学生の子どもがいる親102人にオンラインでアンケートを実施した。

子どもが進学を決める際に関与を希望するかを尋ねると82.4%が「関与したい」と答えた。アドバイスを聞くと「キャリア展望の考慮」が38.2%で最多。「研究内容・興味分野の重視」36.3%、「奨学金・経済的支援の有無」が25.5%と続いた。

進学費用の支援について聞くと半数以上が「全学支援する予定」と答え、約3割が「一部支援する予定」とした。「支援する予定はない」という人も1割程度いた。