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国立科学博物館 バーチャル企画展「高山植物」を開催 29日から新空間お花畑などを公開

国立科学博物館のホームページより

国立科学博物館(台東区)は今月からバーチャル企画展「高山植物」を開催中だ。ホームページ上にある画面を操作して高山植物を観察することができる。現在は1章のみを確認でき、29日からは同章の新たなバーチャル空間「お花畑、頂上宿舎から白馬山荘、白馬山荘頂上、旭岳方面」が公開予定だ。来月からは2章も楽しめる。

高山植物とは、大きな草木が生息できない森林限界より高い地点に生えている植物のこと。バーチャル企画展では画面の中で高山地帯にいる自身をマウスやボタンを使って動かす。仮想空間内にある看板や画像から「クルマユリ」や「ミヤマオダマキ」といった植物をパソコンなどで観察できる。

来月から見られる章は「高山生態系の危機と保全」。保全の取り組みや関連の深い動物、植物を守ることで環境全体の多様性につながるプロセスが紹介されるという。

費用は無料で公式ページ(https://www.kahaku.go.jp/3dmuseum/alpineplants/)で閲覧できる。パソコンやタブレット、スマートフォン、VRゴーグルで利用できる。イベント「バーチャルガイドツアー」も今後実施予定だ。