文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
日本語能力試験、受験者約30万人 認定者10万284人 東京が最多

日本語能力試験のホームページより

日本語能力試験を運営する「国際交流基金」と「日本国際教育支援協会」は、7月に実施された第1回日本語能力試験の統計データを公表した。日本の受験者は26万5848人で、N5~1までの認定者数は10万284人だった。認定率はN1~3は3割代だが、N4からは4割を超える。

日本語能力試験はN5~1までレベルがあり、数字が高いほど易しい。「読解」と「聴解」、「言語知識」の試験があり、合格することで技能実習生が長期的に在留できたり、海外で医師免許を取得した人が日本でも医師などの国家試験を受けられるようになる。

応募者数は日本の都道府県別では東京が最多の6万5953人。続いて、大阪2万7801人、神奈川1万8288人と続いた。国の都市別では、ミャンマーのヤンゴンが6万6932人と最多。韓国のソウル3万4835人、中国の上海1万9058人と続いている。