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近大の工藤正俊教授と中川和彦教授、クラリベイト社の賞に選出 4年連続の2人受賞

(左)工藤正俊・主任教授(右)中川和彦・特任教授

近畿大学は20日、米と英の大手情報企業「クラリベイト・アナリティクス」が引用数上位1%を発表する⾼被引⽤論⽂著者・臨床医学部⾨に工藤正俊・主任教授と中川和彦・特任教授が選ばれたと伝えた。工藤教授は6年、中川教授は4年連続の受賞となっている。臨床医学の大学医学部での受賞者は2人のみで、4年連続のダブル受賞は快挙だ。

クラリベイト社は運営する論文検索サービス「Web of Science」で、臨床医学や生物学、生化学など21分野で、過去11年間に論文で引用された上位1%を選出。書いた研究者を毎年表彰している。

工藤教授は「6年連続で選出されたことは大変光栄。教室の先生方の意欲と頑張りによるところが大きく大変感謝している」とし「新しい治療法の開発と世界へ向けた発信を全力で行いたい」とコメントした。

中川教授は「多くの研究者の皆様に心より感謝を表したい。大変名誉でありがたい」と述べ、「今年は内科医が一生に一度は論文発表をしたいと感じる医学雑誌に発表することができた」と今年度の奮闘を話した。