(左)クロスユーの中須賀真一代表、(右)欧州宇宙機関のJosef Aschbacher長官
三井不動産らが設立した宇宙ビジネスの拡大を目指す「クロスユー」は18日、欧州宇宙機関(ESA)とフランス国立宇宙研究センター(CNES)、英ハーウェル・サイエンス・アンド・イノベーション・キャンパスと連携協定を締結した。宇宙領域で欧州と日本のエコシステムをつなぎたい考えだ。
連携では、海外宇宙プレイヤーの日本招へいやビジネスイベントの共催、国内宇宙産業の海外進出の支援を行っていくという。クロスユーの中須賀真一代表は「日本の宇宙産業が発展する上で、海外連携は必須であり実質的に機能する枠組みが必要不可欠だ」と説明。「クロスユーでは今後宇宙産業においてゲートウェイとなる各締結団体と連携し、恒常的な仕組みを創出する」とコメントしている。