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10月インターン参加率は4割 LINE利用の学生半数 TikTokの利用率は上昇続ける マイナビ調査

マイナビは14日、2026年に卒業する大学生と大学院生を対象とした10月の就職活動実態調査の結果を発表した。同月のインターンシップ参加率は44.1%で前月よりも5.8ポイント減少していた。特に半日程度の短い期間のプログラムが人気を集めている。

同社は26卒の大学生と大学院生を対象に10月20~31日にオンラインでアンケートを実施。1908人から回答を得た。

参加したインターンシップの長さ別では、「半日・1日」が38.0%で最多。「2~4日程度」「5日以上(1週間程度)」の順で続いた。情報収集のスタンスを尋ねると、「自ら検索や調査をして情報を探す」が約7割を占めた。インターネットに表示される個人に適した情報から探している人は1割程度だった。

情報収集に使っているSNSを聞くと、「LINE」は約5割に上った。「X」(旧ツイッター)と「Instagram」は3割代。「TikTok」は利用が伸び続けており26年卒は12.9%だが、24年卒と比較して7.8ポイント上昇していた。

マイナビの服部幸佑研究員は「インターンシップの参加率は44.1%となった。10月は大学の授業が再開するため、複数日程のプログラム参加が難しくなった」と分析。「情報収集に活用しているSNSでTikTokが唯一上昇しており、今後も増える可能性がある」とコメントしている。