名古屋女子大学短期大学部(愛知県名古屋市)は来年度から学生募集を停止すると発表している。18歳人口の減少と4年制大学志向による志願者減少が原因。全ての在学生に対する教育や進路支援、証明書発行の手続きなどに支障のないよう取り組んでいくという。
同短大は1915年に開学し、現在「生活学科」と「保育学科」がある。来年で創立110年を迎え、これまで3万3000人の卒業生を輩出してきた。「よき家庭人であり力強き職能人としての助成を育成すること」を建学の精神として人材育成に努めている。
越原もゆる学長は「名古屋女子大学短期大学部の教育・研究にご理解を賜りました皆様に厚く御礼申し上げます。そして、2025年度以降の学生募集停止に至りました事情をご賢察いただき、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」とコメントした。