アニメータースキル検定のポスター
日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)は12日、アニメータースキル検定の第1回「トレス・タップ割り検定」が実施され、全国5都市6会場で350人が6と5級を受験したと発表した。第2回は来年6月頃を予定している。
アニメータースキル検定は「デッサン割り検定」と「トレス・タップ割り検定」、「素材組み検定」からなる。今回の検定では1~6級が存在し、イラストを上からなぞる「トレス」と原画に動きをもたせるための「タップ割り」で級位を取得できる。
同検定はアニメ業界の人材不足を改善するために、業界に入る前から現場の知識とスキルを身に付けてもらうことや職業の認知度を高めていくことを目的としている。検定料金は6級7200円、5級9600円で公式テキストも販売されている。