埼玉大学は今月30日に、企業の人材育成や生産性向上に取り組む「埼玉県生産性本部」と連携協定を締結する。高齢化や労働力不足などの課題にデジタルトランスフォーメーション（DX）で対応する。埼玉大の知的資源と本部の労働力のノウハウを結集させて、地域社会の発展に貢献したい考え。11月には特別シンポジウムを同大で開く。
特別シンポジウム「100年老舗企業の持続的競争力から考える 女性経営者・女性従業員の視点で考える／女性経営者と県内金融機関女性幹部との対話」を実施する。イベントは2全2部。
1部は「個人の価値観と仕事のやりがいを結びつける力」をテーマとしたプレゼンテーションとパネルディスカッション。次に「新しい挑戦『次の１００年を目指す』」を題目とした議論が行われる。
会場は同大の全学講義棟1号館301教室（さいたま市）とオンライン。時間は午後2時40～5時50分、定員は150人で、ネット参加の制限人数はない。参加費無料。生産性本部のホームページ（https://spc-net.gr.jp/publics/index/1/detail=1/b_id=372/r_id=510/sp_ssid=24）から申し込める。