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東京女子医大、全理事と監事が辞任 新学長に山中寿氏を任命

東京女子医科大学

東京女子医科大学は18日、理事会の全理事・監事の11人の辞任と16人の新任を発表した。あわせて新たに23日から国際医療福祉大学の山中寿(やまなか・ひさし)教授の学長就任を発表した。東京女子医大は「体制刷新に基づく重要なステップとして、当大学の信頼回復とさらなる発展に向けたリーダーシップを強化するためのもの」としている。

同大では2018年から推薦入試で寄付金をポイント換算する採用方法が実施されていたことや同窓会「至誠会」に関する不透明な金の動きが発覚。岩本絹子前理事長や丸義郎学長が退任している。

山中教授は三重大学を卒業後、東京女子医大で1983~2019年まで勤務し、現在は国際医療福祉大学の教授などとして活躍している。