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2024国際航空宇宙展が開催 はやぶさ・H3ロケットの模型など展示 女性研究者のキャリアイベントも

国際航空宇宙展のポスター

日本航空宇宙工業会は16日から、航空宇宙産業の総合展示会「2024国際航空宇宙展」を開催している。18日までは商談を目的とした「トレードデー」だが、19日のみ一般参加者を受け付けている。有識者およそ100人による講演や自営隊のコンサート、惑星探査機「はやぶさ」など模型の展示が行われる。

講演は18日まで。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の石井康夫副理事長による「宇宙産業競争力の強化に係るJAXAの取り組み」や国土交通省の齋藤賢一氏による「ドローン・空飛ぶクルマの安全の確保に向けた航空局の取組について」、内閣府の風木淳氏による「我が国の宇宙政策について」などをテーマとした講演が開かれる。

19日までのイベントははやぶさ2、H3ロケット、火星衛星探査機(MMX)の模型が展示される。ほかにも航空自衛隊の音楽隊によるコンサートを聴いたり、1月に月面探査をした小型ロボット「SORA―Q」のレプリカを操縦したりできる。

さらに、ものづくりに関わる女性研究者がその道を選んだ理由や生活内容を討論するイベントも催されるという。

16日は17時、17~18日は10~17時、19日は10~17時までだ。18日までは無料だが、19日は1500円で当日券を買う必要がある。大学生以下は無料。会場は東京ビックサイト西展示棟の全館(東京都江東区)だ。来場の問い合わせ窓口は(050-5541-8600)。