クラフトビール「關杯」
関西大学は9日、関大産のビールに苦みをつける植物「ホップ」から成るクラフトビール「關杯」(かんぱい)の完成を発表した。「飲みやすく、みんなに愛されるビール」をテーマとしたアルコール度数5%で、苦みを抑えて作り上げた。
名前は乾杯に同大の「関」の旧字体「關」を組み合わせた。旧字体を使った背景には、多様な人材を育んできた伝統を未来につないでいくという思いが込められている。ラベルは両手でホップを摘むデザインとなっており、校章の葦(よし)の葉が枠組みに使われている。
今月20日に正午から午後5時まで開催されるイベント「関大クラフトビール」で初めて販売される。関西大学関係者のみ参加可能な催しとなっているが、外部で売ることも検討中だという。1000~2000円の値段で販売予定だ。