関西学院大学ホームページより
関西学院大学アメリカンフットボール部は3日、同大学から選出された20歳以下の日本代表選手5人がニコチン入り電子タバコ「vape」(ベイプ)を利用していた問題に関する最終処分を発表した。5人のうち1人は、日本代表と部内で無期限活動停止とされ、残り4人も期限付きで出場停止などの処分とされた。
最も重い処分を受けた選手は、vapeの購入と使用に加え、大麻である可能性が高いものを所持していた。さらに、大麻使用の有無を調査するための毛髪検査を拒否し、髪を丸刈りにしていたという。
同大と日本アメフト協会は、それらを踏まえて判断したと説明。部は大麻の可能性のある物質の所持については、証拠となるものがないため、判断を保留するとしている。
部は「コンプライアンスの遵守といかなる困難な状況であっても正直かつ誠実に向き合っていくことの大切さを共有できていなかったことが明らかになった」と主張。深く反省しているとし、「指導者はもちろん、全部員が改めて我が事としてとらえ、議論を深める」としている。