立命館大学では、『国際平和ミュージアム』(京都市)を、9月23日㈯にリニューアルオープンする。1992年の開設以来、世界で最初の〝大学立の総合的な平和博物館〟としての役割を果たしてきたが、今回、ミュージアムの全面的なリニューアルを実施する。
今回の大規模リニューアルで、見学中心であった常設展示を一新した。この新しい展示方法は、見学者が自身の思考や感情を通じて深く理解する体験を提供する。
特に、新たに設けられたコーナー「問いかけ展示:私が考える平和とは」では、見学者が最後に自らの考えをアウトプットする場として、自身の「平和」に対する考えや意見を表現することができるスペースをご用意した。
このコーナーを通じて、多様な視点からの平和に対するアイデアや感情を共有し、訪問者がより深い洞察を得ることができる展示空間を構築した。
また、1階には長野県・上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」の京都館を設け、志半ばで戦場に散った画学生たちの残した絵画や作品を展示する。